DOIO KB16レビュー|はじめての左手デバイスにおすすめ!ゲーム・編集に最適なマクロパッド
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近年、作業の効率化やPCゲームの操作性向上を考えている方が増えています。
筆者も映像ディレクターとして働いているので動画編集における効率化は常に課題です。
「もっとスムーズに操作できたらいいのに…」
「ショートカットを一発で実行できる左手デバイスが欲しい!」
「家でも出先でも同じ操作で作業できたらいいのに!」
そんなあなたにピッタリなのが DOIO KB16 です。
DOIO KB16は、「VIA」対応でカスタマイズ性が抜群。
動画編集、ゲームやプログラミング、イラスト制作など用途に合わせて幅広く活用できます。
今回は、DOIO KB16を実際に購入してしばらく使ってみたので感想を交えながら詳しくレビューしていきます!
DOIO KB16

メリット
- 1万円前後の高コスパ
- 所有欲を満たしてくれる高級感
- やりたいことは基本できる柔軟なカスタマイズ性
デメリット
- 無線接続非対応
- 「VIA」によるキー設定が必要
結論から言うと悩んでる人は買ったほうがいいです。
目次
DOIO KB16とは?左手デバイスの魅力と特徴

DOIO KB16の基本スペックと仕様
DOIO KB16は、4×4の16個のキーと3つのロータリーノブを搭載した左手デバイス。

DOIO KB16に刻印されたDOIOのロゴ
VIAというソフトウェアを使ってカスタマイズできるので
ゲームや動画編集、プログラミングまで用途に合わせて幅広く対応。
キースイッチにはGateron Yellow Proが採用されており、滑らかな打鍵感があります。
Windows・Macの両対応、接続はUSB-Cの有線接続です。

無線対応ならさらに良かったなぁ
そもそも左手デバイスとは?使うメリット
左手デバイスは、片手で直感的な操作ができる便利な入力デバイス。
キーボード上では複数キーの同時入力が必要なショートカットや繰り返し行う作業をマクロで1つのキーに割り当てることで手首の負担軽減&作業を効率化できます。
DOIO KB16を使えば、ゲームでの複雑な操作や、
動画編集のショートカット、プログラミングのコマンド入力がワンタッチで可能に。
どの製品も基本的にカスタマイズ性が高いので、自分好みに設定すれば作業効率がグッとアップします。
DOIO KB16の競合機種との比較(TourBox NEO、Stream Deck)
左手デバイスといえばTourBox NEOやStream Deckが有名どころ。
DOIO KB16は他社製品と比較して、コスパとカスタマイズ性のバランスの面で圧倒的に優秀です。
他社の製品が数万円の高級価格帯なのに対してDOIO KB16は1万円前後で購入可能。
後述するVIAを使用して、マクロやショートカットを自分の作業スタイルに合わせて柔軟にカスタマイズできるのが強みです。



初めての左手デバイスとしても超おすすめ!
DOIO KB16の開封レビュー|デザイン・付属品をチェック


DOIO KB16、パッケージ
パッケージ内容と付属品




DOIO KB16、パッケージ開封
本体、キーキャッププラー、USB-Cケーブル、説明書が入っています。


シンプルな構成で説明書は見なくてもすぐに使い始められるのが嬉しいポイント。
本体デザインとビルドクオリティ


アルミ合金製のフレームとクリアパーツの組み合わせで、高級感がありつつ少しメカメカしいデザイン。


表面はサラサラとした触り心地、このマットな質感がたまらなくかっこいいです


前述の通りキーにはGateron Yellow Proが採用されており、打鍵感も滑らか。
「カコカコ」と少し低音の聴いた打鍵音です。


各ノブの回転は軽いクリック感を感じられる気持ち良い回し心地。



価格に不釣り合いなほど高級感があります!


背面/サイドはクリアパーツの採用で内部の基盤が透けて見えており、接続時には内部のLEDの光が漏れ出てきます。超かっこいいです。
平成のクリアパーツブーム直撃世代としてはたまりません。



GBAポケットモンスターエメラルドを今でもたまにやる!
サイズ感と重量|デスク環境に馴染むか?
サイズは約15cm×10cm、重量は約300g。
かなりコンパクトなのでデスクに置いても邪魔にならず、持ち運びにも便利です。
仕事先はもちろん、カフェなどでノートPCやiPadと合わせて使うこともできます。
ずっしりとした重さがありつつ裏面の滑り止めもしっかりしてるので、作業中にズレてイライラすることもありません。
DOIO KB16の使い方と設定方法


初期設定|VIAソフトウェアでのカスタマイズ


DOIO KB16は、オープンソースの「VIA」というソフトを使ってキーをカスタマイズ可能。
むしろデフォルトでは便利なキーは設定されていません。
接続した状態で下記のサイトを開くと自動認識。
各キーやノブに好きなショートカットやマクロを割り当てることができます。



LEDのライティングもここで設定可能!
キーマッピングの自由度|QMKファームウェア対応
QMKファームウェア対応で、複雑なキーバインドもOK。
- 「QMKファームウェア」って?
-
QMKファームウェア(Quantum Mechanical Keyboardファームウェア)は
カスタムキーボード用のオープンソースのファームウェアです。
キーボードのキーマップを自由に設定したり、多機能キーを作成したりすることができます。
自作キーボード界隈ではスタンダードなファームウェアです。
ゲームやプログラミング、編集、デザイン作業でよく使うコマンドを一発で実行できるように設定すれば作業効率が劇的にアップします。
レイヤー機能とオンボードメモリの活用法


DOIO KB16はレイヤー機能があるので最大4つのキーマップを使い分けられます。
1つのキーでも各レイヤーごとに複数の機能を割り当て可能。
つまり4×4の16キー×4レイヤーで最大64種類のキー設定ができます。


さらに、オンボードメモリ搭載なので、一度設定すれば別のPCに繋いでも同じキーマップで使えます。
これにより外部ソフトウェアが入れられない社用PCなどでも使用可能です。



これ地味にめちゃくちゃ嬉しいことだと思ってます!
ノブ操作とマクロ登録で作業効率アップ
ノブは、回転と押し込みの2アクションが可能。
動画編集ならズームイン・アウト、音量調整、PhotoshopやCLIPSTUDIOであればブラシサイズ/ペン・消しゴムの変更などが楽に行えます。
さらにマクロを活用すれば、業務内の繰り返し作業をワンタッチで完了させることもできます。
DOIO KB16を実際に使ってみた感想


動画編集(Premiere Pro / DaVinci Resolve)での操作性
Premiere Proではタイムラインのズームやシーク操作をノブで行えるので編集作業がスムーズに。
カットやエフェクト適用もマウスと合わせてサクッとできるのでキーボードに触れずに編集可能でした。
普段の活用法
筆者はExcelやスプレッドシートでの作業も多いのですが、これがまた便利。
ノブで直感的にセルを移動できるので慣れればマウスに触れずにキーボードとDOIO KB16で作業できるようになりました。
結局、PC作業で疲れるのってマウスとキーボード間の無限の往復だと思うんですよね。
編集時などは右手が一生動いているので事務作業の時だけでも休められるのがかなり違いました。
有線接続ならではの「ケーブルを選ぶ」という楽しみ
本来無線非対応というのはデメリットですが、
このDOIO KB16のデザインが好きすぎて合わせるケーブルを探したくなっています。
今は吟味中ですがコイルケーブルを繋いだりするのもいいなぁと妄想中です。
まとめ
コスパ・カスタマイズ性・操作感のバランスが取れたDOIO KB16。
結論としては初心者から玄人まで幅広い層にブッ刺さるのではないでしょうか。
価格的にも左手デバイスデビューしてみたい方にはぴったりだと思います。
数万円出して買った高級左手デバイスがただの飾りになってしまったらもったいないですからね…笑
DOIO KB16


メリット
- 1万円前後の高コスパ
- 所有欲を満たしてくれる高級感
- やりたいことは基本できる柔軟なカスタマイズ性
デメリット
- 無線接続非対応
- 「VIA」によるキー設定が必要
Amazonのセールタイミングを狙えば1万円を切る価格でも手に入ると思うのでぜひ手に取ってみてください。
今回はこの辺で、ばいばい